こんにちは。
ソフトウェアエンジニアの@_horotterです。
RSSを音声で聴きたい という話を以前の記事で書きました。
ぜひそちらの記事も見ていただければと思っていますが改めて概要を言うと、購読しているRSSから毎朝Slackに届く記事を眺めるということをしていたのですが、音声で聴ければ良いのではと思い、サービスとしてつくってしまったという話です。
話は代わり、僕は Rebuild.fm のリスナーなのですが、似たようなことを 宮川達彦さん が言っていたような気がするということを最近思い出しまし、どのエピソードだったかを探して改めて聴いてみました。
こちらのエピソードではiOSのスクリーンリーダーを使用して記事を読み上げることについて話しており、アクセシビリティの機能を有効にすることでかなり自然な感じで読み上げてくれるということです。
こちらのエピソードではRSSリーダーで購読している記事でタイトルを見て気になったものをブックマークし、記事の本文をPodcastにして自分のサーバからホスティングするという自作のスクリプトを開発し、それを毎朝実行して散歩中に聴けるようにしているという、なんともエンジニアらしい話がありました。
共通する話として、ソフトウェアエンジニアの方々は特に、いかに生産性を上げるかということについて考えている人も多いと思いますが、ニュースの記事を読むことも効率化したいという観点でそれを音声で聴けるようにしたり、本を読むのもオーディオブックを活用したりという試行錯誤をしているということです。
宮川さんの場合はInstapaperをうまく活用して保存した記事を選択してPodcastにしているようですが、僕がつくったサービスとコンセプトとしては似ている部分があるのでパクったと言われてもなんとも反論し難いような気もしており、ただ、なにかを創作するうえでは偉大な先人たちの影響は避けられないもので、なにかの機会に感謝を伝えられれば良いなと思っています。
一点違うところとして、僕の場合はもっと受動的に記事を読みたいというところがあり、購読しているRSSフィードをスクロールして眺めるという操作をそのままシームレスに音声に移行したいという発想がありました。
なので、タイトルを見て気になった記事を選択して音声化するというよりは、見た目としてはRSSリーダーのような振る舞いをして、タップしたらすぐに音声で聴けて、なるべく考えずにそのまま新着記事を次々と聴き続けることができるという体験を目指しています。
Podcastフィードのエクスポートは、Text to SpeechのAPIのコストを考慮して有料の機能にする予定ですが、それが無くてもiOSとAndroidそれぞれの読み上げ機能を使用することでアプリ自体が音声プレイヤーとしても動作しますので、この記事を見て気になった方は、ぜひまずは試していただければと思います。